ようかんぱん

ようかんぱんはすべて手作り。富士製パンの商品の中でもっとも手の掛かるパンです。あまりに大変すぎてやめようかと思った時もありましたが、買い続けてくださるお客さまがいたからこそ、これまで作り続けることができました。

つぶあんをつつむ

パン職人がひとつひとつパン生地にたっぷりのつぶあんを包み発酵させます。
このまま焼けば小倉パンになりますが「ようかんぱん」はここからが本番!

木の杭をさす

コルクの栓のような木の杭がポイント!油脂を塗った木の杭を発酵させた生地にそっと差し込みます。この木の杭はようかんぱんだけに作られているもの。ようかんぱんと白いようかんぱんでは木の杭の大きさが微妙に違います。

焼成

木の杭をさしたままこんがり焼き上げ。

木の杭を抜く

木の杭を抜くと、穴あき小倉パンが完成。バニラクリームを入れる穴ができました。

ようかんにくぐらせる

焼きたてふわふわの小倉パンを逆さにそっと持って、固まらないように温めた液体ようかんにくぐらせます。
ふわふわのパンを潰さないように、落とさないようにしっかり持って。力加減が難しい工程です。
ようかんコーティングをつやつやに仕上げるため、表面の気泡も取り除いています。

バニラクリームを絞る

表面のようかんが乾いたら、手際よく真ん中の穴にバニラクリームをたっぷり絞って完成。